どうもSNふぁみりー しょーたです!
僕たちはオーストラリアで車を購入しました。車はファームに行く人の必須アイテムです、!
オーストラリアで初めて車を買うことは難易度高いんじゃない?と思うかもしれませんが、1度経験してしまえば、シンプルです。
しかし、異国の地でどうやって車を買えばいいのやら、何百万円も車に使えないし、、、
そこで!車を探すところから、購入後の手続き(名義変更、レゴ、保険)までを最初から最後までまとめました!
車の探し方はオーストラリア内共通ですが、名義変更に関してはタスマニアでの方法になります。
オーストラリアの州によって手続きや必要なものが異なりますので十分にご確認をお願いします。
Youtubeでも車の購入方法についてアップロードしておりますので、動画の方がお好みの方はそちらをご参照ください!
オーストラリアで必要な免許証
日本人がオーストラリアで運転するために必要な免許証は2種類あります。
日本の免許証+国際免許証
オーストラリアの免許証
いずれも運転をする上では効力は同じです。
国際免許証は日本の免許センターで発行が可能です。費用2,400円
有効期限は1年、1年以内の留学、海外渡航であれば国際免許証で十分です。(取得も簡単)
1年で国際免許証は効力が切れますので、2年目以降はオーストラリアの免許証を持つ必要があります。
ただ、オーストラリアの免許証の方は身分・年齢を証明するIDにもなるので取得しておくとパスポートを持ち歩く必要がなくなります。
車を探す上で必要な用語
Rego(レジョ・レジストレーション)
レジョ:自賠責保険(対人)が含まれた車両登録
簡単に言えばレジョ=ナンバープレート。
Registration Numberを求められたら、ナンバープレートの番号を指します。
半年または1年ごとに更新が必要。各州によって支払う代金は異なります。
RWC(ロードワーシー)
ロードワーシー:車検証明(車の安全性を確認する書類)
●NSWとQLD州は必須、VIC州でも取得している車が多かったです。
車を売買する際に必要になる書類で、売り主がRWCを取得する義務があります。(車検に出す時間がないのでRWC無しと記入してある車が多いので注意)
車屋へ車検に出し、点検・修理を行なった上で安全性を担保する必要があるので、そのぶん車の販売価格は高くなりますが、買い手としては、RWC取得済み=車検が通った車ということなので安心です。
車の買い方
車を探す
車の主な探す方法は4つあります。
- インターネットで探して購入
- 中古車ディーラーより購入
- 友人・知人から購入
- 路上販売されている車を購入
私たちはインターネットで探し、最終的にfacebookに掲載されていた車を購入しました。
他にもGumtreeやCarsalesなど中古車を個人売買しているサイトが多くありますので、そちらもチェックしてみるといいと思います。
主な車探しサイト
- Facebook(MarketPlace)
- Gumtree(オーストラリアの情報交換サイト)
- Carsales(自動車売買専門)
- CarsGuide(自動車売買専門)
ディーラーから買うのは少し高めですが、きちんとメンテナンスされているため個人売買よりも安心です。
オーストラリアでは、よく路上に金額の書かれた車が置かれています。
値段はピンキリですが、私たちは怖くて買えませんでした。オーストラリアでは割と一般的な方法なようです。笑
車を選ぶポイント
- トランスミッション
- オートマ推奨(オートマの方が売る時も売れやすいため)
- 年式
- 2000年以降の車を推奨(私たちの車は1998年製の車笑)
- 走行距離
- オーストラリアでは150,000〜300,000kmの車も現役。
- 30万キロを越えても普通に走っている車ばかりです。
- レジョの期限
- レジョの期限が短い=更新しなくてはならない(出費が増える)ので、長いほうがお得。
- 期限切れのものは公道を走らせることができないので、購入は絶対にNG
- 最低でも1ヶ月は残っているものを選びましょう。
- RWCの有無
- NSW州とQLD州ではRWCが必須。取得していない車は何らかの問題があると思われるので要注意。
- 販売価格
- 中古車の相場は3,000〜6,000ドル。3,000ドルを下回ると状態のいい車は少ないかつ古い車ばかりなので、予算として最低3,000ドルは用意しておきましょう。個人的には4,500ドル程度は用意したいところ。
中古車の購入はピンキリです。安いものもあれば普通に100万円くらいするものも売っています。
ワーホリ、留学の場合は1,2年もしくは数ヶ月乗って手放すのケースが多いと思いますので、売る時も買値と同じくらいで売却することが可能です。そのため、売る時のことを考えると、多少高くてもいい車を購入した方が最終的には安くなる可能性も高いです。
5,000ドルで購入して4,500ドルくらいで売却できれば実質500ドルの負担で車に乗ることができます。その分丁寧に車を使用する必要がありますが、笑
車の試乗(インスペクション)
自身の条件に合う車が見つかれば、すぐに売主とコンタクトをとり、インスペのアポイントを取りましょう!
場所は売主の家や近くの公園などへ行くことが多かったです。
アポはなるべく翌日もしくは数日後など近い日程で取るようにしましょう!いい車は特に早く買い手が見つかってしまうので、時間との勝負になります。(1週間後などのアポは嫌がられることが多く、数日後にまた連絡してと言われました。)
- タイヤがすり減っていないか
- ライトが点くか
- エアコンが効くか
- ワイパーが動くか
- オイル漏れがないか
- タイミングベルトは交換済みか(いつ換えたのか聞く)
- エンジンオイルが汚れていないか
などこの辺りについては車を見ればわかるポイントなので、インスペの際にしっかり見て確認をしましょう。
大体の売主さんは聞いてくれますが、試乗は必ずしましょう!
試乗したとて問題があるか正直わかりませんが、運転の感覚やブレーキの効きなどしっかりと確認をした上で購入検討しましょう。
車の書類に記入・サインをする
車に紐づけられた書類を売主が持っているので、その紙に個人情報をそれぞれ記入します。
その紙を持って14日以内に名義変更の手続きが必要です。
最後に車の代金を売主に振り込んでやり取りは終了です。インスペから受け渡しまで数時間・数日あく場合は車を引き取るまでは全額支払わないように注意しましょう。代わりにデポジットとして数百ドルのみ預けておくなど、万が一に備えて予防をしておきましょう。
私たちの場合は朝10時にインスペをし、夜21時に受け取りに行く約束をしたので、10時の段階では200ドルのみデポジットとして振込、車と引き換えで残りの代金を支払いました。
購入後にやること
これ以降の手続きは、タスマニアでの方法です。
他州では異なる点もあるかと思いますので、各州についてはご確認ください。
タスマニアで名義変更をする場合はService Tasmaniaへ行きます。他の州でも名前は違いますが、それぞれ管轄している事務所があります。
名義変更には以下の書類が必要となります。
名義変更に必要な書類
- 名義変更の紙
- パスポート
- 免許証(国際免許orオーストラリア免許)
- デビットカード(手数料支払い用)
- 住所証明ができるもの(郵便物や銀行のバンクステイトメントなど)
家が決まっておらず住所が確定していない場合は、宿泊先のホテル・ゲストハウスの住所を登録ができます。
その際の証明は、宿泊予約の履歴やレシートなどがあれば申請が可能です。
変更手数料(70ドル前後)と、レジョの期限が残っていない場合はレジョ更新料(600ドル前後)も支払います。
数分の手続きののち、登録証明書をいただき、手続き終了です。
保険に加入する
購入後は、保険加入も忘れずに。
レジョには「自賠責保険」が含まれていますが、対物保険にも加入しておいた方がベターです。
オーストラリアではそこら中に野生動物がいて、特にファームの場合早朝に車を走らせることになるので、野生動物との遭遇は日常茶飯事です。
自動車保険は、オーストラリア大手銀行やスーパーマーケット、航空会社など多くの企業で取り扱っています。
私たちは保険の比較検討ができる比較サイトでいくつか比較をしました。(Coles スーパー、ヴァージン航空等)
比較した結果、私たちはWoolworth(ウールワース)の保険に加入しました。
27ドル/月と他の保険と比べて安かったこともあり、ウールワースの保険を選びました。
まとめ
私たちは、HondaのCR-V 1998年式を約40万円ほどで購入しました。車自体の走行距離は約34万kmと走行距離と年式からすると少し高い印象ですが、エンジンを交換しており、エンジン自体の走行距離は15万キロということで今回購入を決めました。
レジョも2023年8月までと、10ヶ月分ついていたのも購入を決めた要因です。(売却までにレジョの更新が不要)
状態が良ければ買ったときと同じくらいの価格、あるいはそれもよりも高く売れるようなので、とにかく壊れない車を見つけることが大切です。
日本車もたくさん売りに出されているので、購入の際は日本車を選ぶのを強くお勧めします!特に20年前と古い車になるので、日本車の方が壊れにくく、安心もできます。
この記事では、車の探し方、購入方法を詳しく解説します。オーストラリアでは日本と比べ遥かに古い車が多く売買されています。探し方も日本と異なり、独自の単語なども登場しますので、初めてでも分かりやすく解説しております。ワーホリ生必見の内容です。
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