こんにちは!SNふぁみりー ななです!
生活を始めるにあたり、拠点となる家が見つかった次は仕事探しです。
今回は、私がメルボルンで経験した仕事探しを元に、オーストラリアでの仕事探し〜採用の流れをお話しします!
YouTubeでも「仕事の探し方」動画を投稿しておりますので、合わせてそちらもご覧ください。
オーストラリアにおける雇用形態の分類
そもそもオーストラリアでの雇用形態は日本と少し異なり、
フルタイム・パートタイム・カジュアルという分類があります。
- フルタイム…週平均38時間勤務。
- パートタイム…週38時間未満勤務。基本的には毎週固定。
※上記2つの分類には、有給休暇(病休や介護休暇など)の権利が含まれています。
- カジュアル…勤務時間はイレギュラー。有給休暇なし。その分オーストラリア最低賃金から25%の上乗せが必要なことが規定されています。
つまり、シンプルに給与面のみで考えると、カジュアルで雇用されるのが一番良いということになります。一方で、フルタイムやパートタイムは保障が手厚く、カジュアルは勤務時間が定まらず、当日の状況によって仕事が早く終わる、ということも多いです。
これらの雇用形態それぞれの特長を踏まえ、仕事探しを行いましょう。
仕事探しの流れとして大きく 探す/面接/トライアル・トレーニング/採用 の4つのフローに沿ってお話しします。
探す
まずは職場を探すという段階です。
方法は複数ありますが、ウェブサイトからの応募と直接応募の両方を利用することをおすすめします。
ウェブサイトには以下のものがあります。
- 求人サイト…seek/indeed
- 英語掲示板サイト…Gumtree/Facebook
- 日本語掲示板サイト…Dengon Net(メルボルン限定)/JamsTV
お部屋探しでも役立ったこれらの掲示板サイト求人が載っていることがあります。
個人的におすすめなのはseekです。条件が絞りやすく、求人サイトなのでサイトの流れに沿って必要書類を添付するだけで応募ができます!
一方、実店舗に貼り紙をして求人を出しているお店も多くあります。
その両方を駆使することで、効率良く且つ幅広く求人を見つけて応募することができます。
オンラインで応募する利点
オンラインで応募すると、検索の時点で条件を絞り込むことができます。
また、複数の応募先にも時間をかけずに応募できるのが利点です。
直接応募する利点
実際のお店に行って応募するということは雰囲気や通勤距離を知った上で応募できるので、イメージと実際とのギャップが少なくなります。
応募の方法
応募先によって異なりますが、
どこに応募するにしても英文レジュメとカバーレターの原本を準備しておけばすぐに応募できます。
メールでレジュメとカバーレターを送付する場合・専用フォームがある場合・レジュメを印刷して手渡す場合等があります。
レジュメを直接持ち込む際など印刷が必要な場合は、
近くのOffile Works(大型文具店)で簡単にセルフ印刷が可能です。
毎回応募前に必ず内容は確認し、応募先に合わせてその都度調整してから送信しましょう。
面接
応募先から連絡があれば面接です。
先方と日程を調整して指定場所に向かいましょう。
お店の雰囲気にもよりますが、特に服装の指定はありません。ただし、初対面の印象にも繋がるので、お店の雰囲気から過度に離れたものは避けると良いかと思います。
面接内容
私が経験した複数箇所での面接では、仕事内容や雇用形態、給与等の待遇について説明されたのち、これで問題ないかの確認が主な内容でした。
日本でいう就職活動のような、志望動機や職場の情報量を問われる質問はあまりありません。
個人的な質問だと、
- 居住地はどこか(通勤に影響するため)
- 説明した仕事内容に対応できるか
- 今までに似たような経験はあるか
は話題になることがあります。
もちろん、質問内容や見極められるポイントは職場によって異なると思いますので、あくまでも参考になれば嬉しいです。
上記内容を受け答えして、大体は5分程度で終了します。(一瞬…!笑)
その場で採用が決定する場合や、結果は後日連絡しますという場合もあり様々です。
準備すべきこと
面接は、私たち面接を受ける側がお店を知るチャンスでもあります。
募集段階では業務内容の詳細を記載していない職場を多いです。
雰囲気や実際に働く方を知ることはもちろん、自分が働く場合の待遇などで不安なことや不明な点がある場合は、面接でクリアにしましょう。
他の職場との比較にもなるので、確認したいことは事前にリストアップしておくことをおすすめします。また、シフトに入れて欲しい頻度など、自分の意思はこのタイミングで伝えておくのが良いです。
必須ではありませんが、お店の下調べをしておくと、自分が働くかもしれない場所を深く知り、判断する基準にもなりますし、面接者との会話にも役立つのでおすすめです。
また、事前に応募したレジュメ等を元に面接が進められることも多いので、自分が記載した内容は確認しておきましょう。
トライアル・トレーニング期間
面接を終えるとトライアルやトレーニング期間がある場合があります。これは、店舗によっても採用されるポジションによっても有無が異なります。
- 採用に向けての判断基準とするための数時間のトライアルがあるお店
- 採用後に一定(数週間〜数カ月)のトレーニング期間を設けているお店 ※給与は通常よりやや低めの場合が多い
- そのまま本採用され、トレーニング期間が発生しないお店
とさまざまです。
応募した職場に合わせて必要なステップを受けましょう。
採用
これらのステップを経て、採用となります!
採用が決まると、相談の上初日の出勤日が決まります。そこからは他の方と同様に勤務がスタートです。
必要なものやルール等は順次伝えられると思いますので、都度学びながら慣れていきましょう。
出発前にできる事前準備
さて、仕事探しから採用までの流れをお話してきましたが、
日本を出発する前にも準備しておけることがあるので、ご紹介します。
レジュメ作り
レジュメとはいわゆる履歴書です。
ただ、日本でよく見る履歴書とはフォーマットや内容も異なります。
英語でのレジュメ作りは初めてだと時間がかかるので、日本にいる間から隙間時間を見つけて取り掛かることをおすすめします。
書き方はインターネット上にたくさんありますが、
主には基本情報・学歴・経歴・スキルが伝わるようA4用紙1枚に収めれば問題ありません。
仕事検索
日本でも検索をすることがもちろん可能です。
ある程度住む地域が決まったら、検索をして目星をつけておくと、実際に到着してからがスムーズになります。
検索をしていく中で自分の条件が絞れたり、その地域の求人の傾向も見えてくることがあるので、なるべく早めに動き出しましょう!
なるべく早く仕事を獲得するコツ
早く決めるということに焦点を当てると、お伝えしたいことはただ一つ
…『条件に合うところへはひたすら応募する』です。
お部屋探しにも通ずる部分がありますが、応募してもお返事をいただけない場合も多いので、自分の条件に合うところは複数であっても躊躇せずに応募することをオススメします。
私の経験上、お仕事が決まらない期間はとても長く感じ、不安が大きいです。
一方で、早く決まっても自分に合わずに続けられない職場であれば意味がありません。ですので、採用していただくことも大切ですが、自分もその職場を見極める気持ちで、判断は慎重に行いましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
新生活を始める上で、仕事探しはとても大きな要素です。ましてや海外での仕事探しとなると、不安も大きいですよね。
その中でこの情報がお役に立って、みなさまの不安が少しでも小さくなると良いなと思い、今回は私の経験を元にオーストラリアでの仕事探しをご紹介しました。
みなさまの仕事探しが上手くいきますように。参考になると嬉しいです。
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